いちじくはペクチンやカリウム、カルシウムなど多くの栄養素が含まれることから「不老長寿の果物」とも呼ばれています。
また、いちじくは漢字で「無花果」と書きます。
実際には花が咲かないわけではないんです。
じつは、みなさんが通常食べている部分は、厳密には果実ではなく、いちじくの花にあたる部分です。
花ではなく実がなる植物に見えたためこのような漢字がつけられたそうです。
国内で流通しているいちじくの8割は桝井ドーフィンという品種です。
その他に蓬莱柿(ほうらいし)やとよみつひめなど品種があります。
近年バナーネなど白いちじくの品種の栽培も増えてきています。
しっかりと色づき、おしりが開いているものが完熟のサインです。
ぜひ熟しておいしいいちじくをお召し上がりくださいね。
最近ではいちじくのドライフルーツもよく販売されております。
生のいちじくより水分量が減る為、栄養素がギュッと凝縮され、簡単にたくさんの栄養を補うことができます。
ヨーグルトに入れて食べる事で、ヨーグルトの乳酸菌といちじくの食物繊維の相乗効果で腸内環境をよりよくしてくれます。
ただし、食物繊維を多く含むため、おなかの弱い方は量に気を付けてお召し上がりください。